一人旅中年の旅日記

30代後半から一人旅を始めた中年孤男の旅の記録

イスタンブール観光三日目その④ 史上最大級のアクシデント発生!前編

2014年11月28日 イスタンブール観光三日目その④

 

昼の観光を終えた私は、一度ホテルに帰り二時間ほど仮眠をしました。

19時を過ぎお腹が空いていたので、ネットで見た近くのお店に行くことにしました。

 

道中で見た夜のブルーモスク、素敵です。

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目当てのお店に到着!

ビールと赤ワインを飲みました。

緑色のが唐辛子だと気づかず、一気に食べて辛さに悶絶したを覚えています。

ケバブも鶏肉も凄く美味しかったです。

イスタンブールも食のレベルが非常に高く、来てから食べたものは全て美味でした。

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お腹もいっぱいになったし、ほろ酔いだし、ホテルに帰るか

でも、最後に夜のブルーモスクを近くまでもう一度見に行こう

 

この考えが間違いでした。

 

 

夜のブルーモスクに到着し、綺麗だなーと余韻に浸っているとある男が話しかけて来ました。

 

見るからにトルコ人です。

ブルーモスクをバックに写真を撮って欲しいと言うのです。

 

写真を撮ってあげると、男はお礼とともに色々と話しかけて来ました。

 

男・・・僕はトルコの地方都市から仕事で来て今観光をしていたんだ。

    君はどこから来たの?

私・・・日本です。

男・・・おーー、僕は日本の〇〇建設(名前は伏せます)と関係のある会社で働いてい

    て日本には何度も行っているよ、日本は大好きな国さ

 

それまで英語で話していた男はここから片言の日本語を交えて話し出しました。

僕は日本の有名人とも知り合いなんだよ、ほら、見せられたのは、バイきんぐの小峠さんと一緒に方を組んで写っている写真です。

そこからなぜか、「今夜は山田」と、当時少し流行っていたギャグを言い出したりしました。

いい人そうだなと思った私も話に乗り、10分ほど立ち話した時でした。

 

男・・・よかったらこの後一緒に飲みに行かないか?

    すぐ近くに知ってる店があるから行こうよ!

私・・・(でた、これは絶対に怪しい、断ろう)

    今ご飯食べたばっかりだし、お金も持ってないからやめておくよ

    (この時持っていた現金は全てユーロで、トルコリラはありませんでした)

男・・・お金は僕が出すから気にするなよ、でもカードは持ってるだろ

私・・・カードはあるけど(なぜか答えてしまった私)

男・・・そしたら大丈夫、行こうよ

私・・・うーーん、さっきの人も結局大丈夫だったし、ちょっとくらいなら大丈夫かな

    いいよ、行こう!

    (この時既にお酒が入っていたのと旅最終日前日の夜ということで完全に気が

    緩んでいました。)

    だけど近くにお店沢山あるからそこでいいよね?

男・・・それが駄目なんだ、僕はお酒は飲むけどイスラム教徒は本当は飲んでは駄目な

    ので、モスクの近くだと神様が見ているので少し離れた店じゃないと飲めない

 

冷静に考えたら可怪しいと思うのですが信じてしまいました。

 

男・・・タクシーで行こう

私・・・え、そんなに遠いの?嫌だよ

男・・・大丈夫、すぐ着くから信じて、近いけど疲れたから歩きたくないんだ

    タクシー代も僕が払うよ!

    そう言うとタクシーを止め、私の体を半ば強引に押しタクシーに乗せる。

 

それまで笑顔で話していた男ですが、タクシーが5分ほど走ったところで一変

急に無口になります。

 

どこまで行くんだ?という私の問いかけにも無言

この時点で騙されたことに気が付きました。

 

タクシーは、信号の無い道路を結構なスピードで走っていて、止まらないので逃げようがありません

 

気がつくとタクシーは15分ほど走り、倉庫街に一軒だけあるもう完全に怪しい店の前で止まり降ろされました。

 

もう確定です。

ボッタクリバーに連れてこられました。

 

どうなる私・・・

 

続く