一人旅中年の旅日記

30代後半から一人旅を始めた中年孤男の旅の記録

イスタンブール観光三日目その③ え!ブルーモスクに入れるの?

2014年11月28日 イスタンブール観光三日目その③

 

イスタンブール地下宮殿を出たところで私に話しかけてきた男の話の続きです。

 

男は超流暢な日本語を話します。

()は私の心の声や行動です。

男・・・お兄さんどこ行くの?

私・・・無視(そしてしばらく歩く)

男・・・(ついてくる男)ギャラリーやってるんだけど一緒に行かない?

私・・・行かない

男・・・安くていいのあるよ

私・・・行かない😠(これでついてこないだろう)

男・・・わかった。

    そんなに急いでどこいくの?

私・・・(早歩きなのはお前がついて来るからだよ😠)

    ブルーモスクに行きたいけど今日はもう一般人入れないからホテルに帰る!

男・・・ブルーモスクに行きたいの?

    僕と一緒に行ったら入れるよ!

私・・・(え! いやいや、絶対ウソだろ、騙してギャラリーに連れて行く気だな

    そんな手口には騙されないぞ!)

男・・・入りたいんでしょ、一緒に行こう!

私・・・(ホントに入れるのか?自信満々に言ってるし本当なのか?信じてみるか!)

    ブルーモスクに入れたからってその後にギャラリーに行くとかは無いからね!

    大丈夫?、お金も払う気無いからね!、いいね!

男・・・うん、そんなこと言わないし、お金もいらないから大丈夫だよ!

私・・・今約束したからね!

    (少し怖いけどついていくか)

    そしたら行く

男・・・OK!

 

と、こんな感じで半信半疑でしたけど、ブルーモスクに入れるチャンスはもう残されていないので、この男にかけてみることにしました。

 

数分歩いてブルーモスクの入り口に到着、おかしな人が入らないように見張りの人がいます。

 

大丈夫なのか?心配する私をよそにその男が見張りの人と何やら話しています。

知り合いのようです。

 

話は一瞬で終わり、男がこちらを向き手招きしました。

本当に入れることになったのです。

オーーーー!マジかよーーー?スゲーーーー!この人何者なんだーーーー?

 

男に色々聞いても大丈夫だったでしょ、としか言わないのでそれ以上は聞きませんでした。

 

とにかく一度は諦めたブルーモスクに入れたのです。

あの時あのタイミングで外に出て、この人が話しかけて来なかったら実現していませんでした。

奇跡です。

本当に奇跡的な確率です。

 

その後入り口で一通りのマナー(静かにすること、あまり前には行かないこと、光とかで邪魔しなければ写真を撮ってもいいこと等)を教えてもらい観光しました。

だからこの人一体何者なんだ?

 

ブルーモスクの中は異世界で凛とした感じで本当に素晴らしい場所でした。

この人に会えて本当にラッキーでした。

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みなさんの邪魔にならないようにささっと一通り観て、出口の見張りの人にお礼を言ってブルーモスクをあとにしました。

 

私・・・お兄さん本当にありがとうございました。

男・・・うん、近くにギャラリーがあるんだけど一緒に行かない?

私・・・(えーーー、まだ諦めてなかったのこの人)

    さっきそういうのなしって約束したよね?嘘つくの?

男・・・でも近いからちょっとだけお茶飲みに行こう!

私・・・だから行かないって、しつこいよ😠

男・・・黙り込む

私・・・もう行くよ!ありがとう

男・・・そしたら電話番号とメールアドレス教えて!

    今度来た時連絡頂戴!

私・・・嫌です!😠

 

って感じでなんとか逃げ切りました。

 

ブルーモスクに入れたのは良かったけど結局嫌な思いもし、なんだかなって感じです。

イスタンブールに来てしつこくナンパされる女性の気持ちが分かりました。

 

この後は一旦ホテルに帰り休憩です。

 

続く