ロシア料理店で晩御飯を食べた時の話①
2014年1月1日の夜にワシントンDCにあるロシア料理店で晩御飯を食べている時の続きです。
時間は23時になっているし、予想外に私もかなり酔っ払ったので、お会計を済ませてホテルへ帰ろうとした時のことです。
お礼の挨拶をし、玄関前まで来たところで、お兄さんに呼び止められました。
お兄さん(以下お):ちょっと待って、まだ時間ある?
私:え、何?なんかあった?
お:新年のパーティーやってるからこの後一緒に来いよ!
私:え、何それ、どこ連れて行かれるの?
(凄く怪しい、これよくネットで見かける最初仲良くなってからの詐欺のあれ?)
お:このビルの上でやっているから来い、奥に階段があるからそれで行く
私:(必死で誘ってくるところが、ますます怪しい
知らない人にはついて行くなと子供の時習いましたからね)
いや行かない、ホテルに帰って寝る
お:いいから楽しいからおいでよ!!
私:お金ないし行かない
お:お金なんていらないよ、君はただでいいよ
私:怪しい、でも悪い人には見えなそうだ。
・・・考える。・・・考える。
うーーーん、分かった行く!(←えーー行くんかい!!)
お:そしたらやることあるから少し待ってて
私:了解、そして一度外に出て、レストランの入口の前でタバコを吸っていた5人組の
一人に何故かタバコをお願いしてもらう、酔っ払ってなんとなく吸いたくなったよ
うです。
タバコのお兄さん(以下タ):Hi!
私:タバコ1本頂戴(普段吸いません)
タ:いいよ(笑顔)、2本くれる
私:いや1本でいいんだよ、2本も吸えないから、丁重に1本返す。
タ:どこから来たの?
私:日本だよ、知ってる?
タ:勿論、ハ〜〜ラ〜〜キ〜〜リーー!!(かなり大きな声と腹を切るジャスチャー)
私:ハ〜〜ラ〜〜キ〜〜リーー!!私もそのジェスチャーをさらに大げさに披露
タバコを吸っていた5人全員大爆笑!!
私:え、これの何が面白いの? 笑いのハードル低ーー!
試しにもう一回やってみる。
一同大爆笑!!
なんてやり取りを10分くらいしていると玄関のドアが空き最初のお兄さんに呼ばれました。
因みに先程のタバコを吸っていた5人組は、旧ソ連のどっかの国、ベラルーシだかカザフスタンだかから観光に来ていたお兄さん達でした。
先程のレストランに入り、迎えに来たお兄さんの後に追いて店の奥の方へと進んでいきます。
そこには階段があり、3階上まで登ります。
登ったところに扉とテーブルがあり、そのテーブルの上にはウオッカとグラスが置いてあります。
嫌な予感がしましたが的中、グラスに入れたウオッカを一気するように言われます。
仕方がないので飲む
扉を開けて少し行くと今度は黒いカーテンが道を塞いでいました。怪しいw
そのカーテンを開けると1m位のところに再び扉とテーブルとウオッカがwww
もう覚悟は決めています。
また勝手に注がれて手渡されたウオッカを飲むように言われ一気飲み
お兄さん凄く機嫌良い感じです。
(て、いうか今日ウオッカ何杯飲んでんだよ!!やばいって!!)
そして最後の扉が開くとそこには・・・
続く