イスタンブール観光三日目その⑤ 史上最大級のアクシデント発生!後編
2014年11月28日 イスタンブール観光三日目その⑤
史上最大級のアクシデント発生!後編
男にタクシーから降ろされ、ATMの前まで連れてこられ、お金を下ろすように強要されている前回の話の続きです。
私・・・男が怖く、泣く泣くATMを操作、お金はもう払うしかないと諦めました。
しかし、ここでアクシデント発生、何度暗証番号を押してもお金が下ろせないのです。
この時は何が起こっているのか分かりませんでしたが、
後で気がついたのですが、緊張しすぎて別のカードの暗証番号を入力していたのです。
その内隣で男がイライラしだし、耳元で大声をあげられたのですが、思い出せないものはもうどうにもなりません
数回やってみてもだめ、そんな事を繰り返している私を見て、どうやらマジだと気づいた男
私・・・このカードでは下ろせない
男・・・(少し考えている)
そしたらしかたないからユーロでいいぞ
その言葉を聞いた瞬間、私の中で熱い物を感じました。
私・・・は?ユーロでいいぞ?は?
プッチーーーーーーん!!!😡
男に伝えていた私の所持金のユーロは5千円程度、10万円近く請求して来た
のに、5千円でいいとはどういうことだ!
10万円なんて掛かってないのは当然として、男としてはそれが取れないならタクシー代だけでも回収しておきたかったのです。
この言葉を聞いて私は完全に切れました。
それまで我慢していた物が臨界点をむかえ、全ての感情が爆発したのです😡
私・・・そしたら5千円でいいってなんだよ!
ふざけんな!絶対に払わない!
そもそも金いらないからって連れて行かれたのに請求される意味が分からない
んだよー😡
もう帰る!
そう言って男の前を後にする私でしたが、そのままだまって返してくれるはずがありません、私の手を取ってカードを奪い取ろうとします。
ここは、私も全力で抵抗、男の手を振り払ってカードをポケットにしまいます。
ここからはレスリングというのか相撲というのかもつれ合いがしばらく発生します。
そんな中、男と一瞬離れた時に後ろを向いてこの日二度目の猛ダッシュで走って逃げます。
しかし男も諦めてなるものかと走って追っかけて来ます。
どれくらい走ったか分かりませんが、しばらくすると男はようやく諦めてくれました。
ただ、後方の少し離れた所にいる男を見ると誰かに電話をしているのが分かりました。
仲間を呼んでいると直感的に気づいた私は、再び走って逃げたのでした。
しかし無我夢中で走ってきたため今自分がどこにいるのか分かりません
完全に迷子になったのです。
しかもその周辺は夜で人がいなく本当に困りました。
結局30分以上歩いたと思いますが、ある時遠くにブルーモスクが見えたので、それを目当てに歩き無事にホテルに辿り着くことが出来ました。
道中もさっきの男に出くわすのではないかとビクビクしながらの移動だったので、精神的にもかなり疲れた最悪の一日でした。
本当に一瞬の気の緩みから大変なことになった夜でした。
終わり
いえ、ブログは続きます。