一人旅中年の旅日記

30代後半から一人旅を始めた中年孤男の旅の記録

一人旅初の大トラブル!!

2014年1月3日

 

前日までのワシントンDC観光を終えた私は、1月3日のこの日朝3時に起き、午前中のかなり早い時間の便でワシントンDCからJFKへ飛行機で行くことになっていました。

 

しかし、朝3時に起き、飛行機の時間等を確認するためにネットを見たところ、雪のため欠航と書いてありました。

空港のサイトを見てもどうやら欠航で間違いないようです。

 

やばいです。本当にやばいです。

なぜならこの日中にニューヨークへ行かないと、JFKから成田の便に乗れないのです。

と、言うことは、新年早々仕事を欠席することを意味しているのです。

 

成田の便までの時間は結構あるのですが、荷物も預けていますし、とにかく今日ニューヨークに帰れないとえらいことになるのです。

 

本当に焦り、なぜか意味不明に日本の友達にLINEしたりしていました。

 

とにかく猛ダッシュで準備をし、フロントにいた女性に相談しました。

 

このお姉さんが本当に親身になって調べてくれて、欠航は間違いなし、残りの方法はアムトラックしか無いことを教えてくれました。

 

しかし、そのアムトラックも始発からの2便ぐらいが出た後は、残りは決行予定だと教えてくれました。(恐らく車両の手配の関係でしょう)

 

とりあえず帰れそうなことに一安心したのも束の間、その遅い方の便に乗るのでも今すぐタクシーで行かないと間に合わないと教えてくれました。

 

幸いホテルの外にはタクシーが常に待機しているホテルだったので、ドアマンに荷物を運んでもらい、チップを渡し駅へ迎いました。

 

もちろんお姉さんには心のそこからのお礼を言いました。

するとお姉さんからは、もし乗れなかったら私達はいつでもあなたを受け入れる準備があるから戻ってきてもいいからね、と言われて感動しましたのを覚えています。

次ワシントンDCに来ることがあったら必ずまた泊まるからと約束し、お姉さんは私にホテルのボールペンをくれお別れしました。

 

この日の東海岸は記録的な大雪だったようで、ワシントンDCもかなりの積雪と道路はアイスバーンになっていました。

 

タクシーのお兄さんは知ってか知らずか結構飛ばしてくれ、カーブでは氷でお尻を振りながらのドライビングとなりましたが、無事に駅に到着しました。

 

駅に着いた私は、これまた猛ダッシュで構内に入り、一番最初のカウンターにいた黒人の大きなお兄さんに状況を説明しチケットの購入を依頼しました。

 

しかし、このお兄さんが超やる気がない&マイペースで、時間がもうぎりぎりだったこともあり、かなり焦ったのを覚えています。

 

その後乗り場を教えてくれたのですが、これまた超適当で分からず、結局途中で別の人に聞く羽目になりました。

 

最終的には無事に乗れたのですが、間に合わなかったらどうしようやチケット売り切れてたらどうしようなどずっと考えて心配していたので、電車に乗ったら疲れがどっと出て少し寝てしまいました。

 

因みにどれくらい雪が凄いかと言うとこんな感じです。

走行中ドアの隙間から社内にも思いっきり雪が入り込んでいます。

いやほんとよく運行してくれたよ、アムトラックにはほんと感謝です。

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車内ではすっかりリラックスし、隣に乗っていたフロリダから来た高校生のお兄ちゃんとずっと話していました。

なんでもサッカーをやっていてこれからニューヨークへ向かっているとのことですが、

冬なのにサッカーやるの?何を言っているのか意味不明でしたが、とりあえず分かったふりをしました。

そういう会話に通路を挟んで横の席のお兄さんも入ってきたりと、アメリカ人は本当に知らない人とも会話をする文化だなあと面白く感じたのを覚えています。

 

写真の記録を見ると9時30分にはニューヨークに着いているので、恐らくワシントンDCから電車には6時前の便に乗ったようです。

外真っ暗でしたからね

 

とにかく無事ニューヨークに着けて良かったです。

 

続く